なまこに関連した書籍

本日7時居酒屋集合! ナマコのからえばり 2

プロ講師が使っている 朝礼・スピーチの「つかみ」話材

本書から学べることは、「スピーチをするときには『つかみ』が重要である」ということです。 本書に興味を示した方の中には、スピーチをする時の「ネタ探し」を期待しての方もいらっしゃると思います。 私自身も、その「ネタ探し」のために本書を手にしました。 そのような方には残念ですが、あまりお勧めはできません。 紹介されている話の中には、確かに「へぇ〜」というお話もあります。 しかしながら、その大半は、誰もが聞いた事のある話ばかりです。 その様なよくある話を、どのような場面で用いたらよいかという例と共に紹介されています。 誰でも聞いた事があるような話だけに、そのまま引用はできないと思います。 話の「ネタ」は当たり前ですが自分で探し、自分の定番を見つけるしかないのでしょう。 この手の本は初めてで、スピーチの「つかみ」を学びたい方には適した書でしょうが、「ネタ探し」としては不満が残ると思います。 私自身の

世界平和はナマコとともに

海洋大図鑑-OCEAN- (DKブックシリーズ)

大迫力のフルカラー500ページの大図鑑! はっきり言って、私には一生かかっても全て読めそうにありませんが、 うつくしい写真やイラストは、あなたの知的好奇心を十分満足させるでしょう。 原本となる英語版の日本語訳ですが、 名古屋港水族館のスタッフが全面協力というだけあって、 日本語版にありがちなぬかりを全く感じません。 内容は大学レベル、それぞれのトピックはかなり高度&専門的ですが、 写真がかなり多い図鑑ですから、子供に贈るのもよいのではないでしょうか? 大人には、海洋学の入門書としてオススメします。

家族なのに

小さな犬視点の、小さな絵本です。 絵が可愛くて手にとったのですが、内容は泣きたくなるものでした。 「パパ」と「ママ」にも理由があったのかもしれません。泣く泣くの選択だったのかもしれません。 けれど、と思うのは勝手なことでしょうか。 最初から最後まで「家族」が大好きな小さな犬の話。 酷い、可哀想、というよりも「哀しい」絵本。泣ける、泣く、というよりも「泣きたくなる」絵本だと私は思いました。

ナマコの眼 (ちくま学芸文庫)

 とても平易に書かれた、誰が読んでも楽しめる本ですが、本書には鶴見良行さんの思想や世界観が凝縮されています。  本書においてナマコとは直叙でもあり、隠喩でもあります。ここで語られているのは紛れもなくナマコの話なのですが、海底に横たわるナマコは「目立たぬもの」「重要視されぬもの」「忘れ去られたもの」「辺境・周縁に位置するもの」の隠喩でもあり、『ナマコの眼』(ナマコには生物器官としての目はない)というタイトル自体が、<辺境・周縁>から物事を見てやろうという鶴見さんの意思表明なのです。  鶴見さんは「<辺境・周縁>へのアプローチという作業は、タマネギの皮を一枚一枚剥いていくようなもので、どこまで剥いていってもキリはなく、またそれによって事物の本質に迫れるといったものでもない」と語っていますが、それはその通りで、<辺境・周縁>を探求したからといって簡単に新しい歴史観や世界観を獲得できるわけではあり

ナマコのからえばり

ナマコ ガイドブック

 大変楽しく、そしてきちんとナマコについて書かれています。  ナマコにはどんなイメージを持っていますか?可愛くもなく、ごろっとしているだけの、まったく関係のない世界の生き物のようなナマコ。でもこの本を読むとイメージはきっと随分変わってくるでしょう。  沖縄に遊びに行きナマコに興味を持ったという女子大生と、親戚のナマコ研究者のおじさんが対話をする、という設定。会話で楽しく読ませてくれます。著者本川さんのこれまでの一般向け著作にも共通するわかりやすさ、楽しさですね。でもただ「ナマコは面白い動物」で話が終わっているのではなく、少し専門的に形態や構造などをまとめた「基礎講義」、日本近海のナマコを多数集めた写真図鑑もあって、生物学的な説明もきちんとされています。  難しいところは飛ばして対話のところだけを読んでも、形態や生態の説明などに始まり、筋肉の構造など、著者の専門の話題もさりげなくはいっていて、

イルカとナマコと海人たち―熱帯の魚撈文化誌 (NHKブックス)

ナマコの眼

 とても平易に書かれた、誰が読んでも楽しめる本ですが、本書には鶴見良行さんの思想や世界観が凝縮されています。  本書においてナマコとは直叙でもあり、隠喩でもあります。ここで語られているのは紛れもなくナマコの話なのですが、海底に横たわるナマコは「目立たぬもの」「重要視されぬもの」「忘れ去られたもの」「辺境・周縁に位置するもの」の隠喩でもあり、『ナマコの眼』(ナマコには生物器官としての目はない)というタイトル自体が、<辺境・周縁>から物事を見てやろうという鶴見さんの意思表明なのです。  鶴見さんは「<辺境・周縁>へのアプローチという作業は、タマネギの皮を一枚一枚剥いていくようなもので、どこまで剥いていってもキリはなく、またそれによって事物の本質に迫れるといったものでもない」と語っていますが、それはその通りで、<辺境・周縁>を探求したからといって簡単に新しい歴史観や世界観を獲得できるわけではあり